背中の荷物
背中に抱えきれないほどの
荷物をしょっていたあなたは
しんどいことを悟られるのを恐れ
いつも笑顔でいた
そんなあなたの姿を見て
すっかり大丈夫だと思っていた
だけれど月日が経ち
あなたから「しんどい」の一言
すぐさま駆けつけ
あなたの抱えている荷物がこんなにあったことに
ようやく気付いた
「なんで見抜けなかったんだろう」
大丈夫だろうと思っていた
自分を何度も責め、無力さを感じた
ようやく落ち着きを取り戻し
自分に何ができるのだろうと考えた
今のあなたを受け止め
あなたの居場所を提供し続けようと
そして傍にいることを
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